Yosirin’s blog

アニメ、音楽などの評論、感想色々書いていきます。

ラルクのライブ感想(雑記)

お久しぶりです。ラルクの4月6,7日に行われたライブの感想をメモ程度に書きます。

時間ができたら追記していこうと思っています(予定は未定です)。

 

全曲良かったのは当たり前なんですが、特にTaste of love力入ってましたね。その中でもてっちゃんはベースにカメラつけたりソロのお立ち台の演出であったりと目立つところが多かったですね。あれは本人が提案したんでしょうか。ダウンピッキングできるところはダウンで押していたりと気合を感じました。

opheliaドエロでした。LORELEIもいつか是非やってほしい。

Bye Byeってこんないい曲だったんですね。というかMCにAIを導入したのもそうなんですけどこの曲で動画生成?のAI使っていて新しい形の演出を模索してる印象が強かったです。

MCはすごくうれしかったのは過去の事ばかりでなく「アルバムいつか作りたいね」っていう未来の話をしてくれたのがうれしかったです。関ジャムでもお話されてましたけど無責任に予定がないのに話を膨らますタイプではないと思いますのでもしかしたらもう作り始めてるのかも?と思いました。あとけんちゃん、てっちゃん、hydeが絡みながらMCしてるの久しく見てなかったんで嬉しかったです。kiling meの時の絡みも見れたし前日との変更があった3曲も7日のほうが好きな曲だったんで二日目のほうが楽しめましたね。vivid colors,flowerはライブ定番ですが人生で初めてベースで弾けるようになった曲ともっともカラオケで歌ってきた曲なので何回聞いてもうれしいですね。Blameも高校生時代に弾きまくってたので当時を思い出しました。

 

アルバム楽しみにしてます。

 

 

推し、燃ゆを読みました

お久しぶりです。吉凛です。「推し、燃ゆ」という作品を読みました。感想を書きます。ガッツリネタバレします。文章の順序、推敲が雑です。今回は手短です。いつか追記するかも。

余談ですが私は文庫本派です。単行本買う人ってガチなんだろうなって思ってる。

 

巷で話題になっているのは知っていましたが(3年前の作品です)「推し」というテーマを扱っているというところにいまいち魅力がわかず、読んでいませんでした。ただ、読む本に迷っている中、BOOKOFFでたまたま見つけ、芥川賞受賞作だし読んでみるか、というノリで読みました。

というのも受賞した作家である宇佐見りんの年齢が非常に近く、綿矢りさ金原ひとみに次ぐ3番目の若さで芥川賞を受賞したとの事なので、読む際にも最初は「どれどれどんな腕前なんだ?」と同年代ながら斜めな見方をしていました。

 

まず全体の感想。

主人公である「あかり」が推しに持っている感覚然りまなざしに関しては解像度高く鮮明に語られているのに(作者はあとがきで単純でやや過剰なのではと言われているのがおもしろい)自分の肉体や外界とのかかわりについては「重い」「うまくいってない」程度の認識である点がこの作品のキモだと感じました。ある一点を凝視し続けることで盲目になってしまうというアプローチ自体は非常に陳腐であり、もうこの世界に出尽くした感を私は正直なところ感じていましたが「推しを推す」というものを用いながら純文学に落とし込んでいたという点では精彩を放っていたと思います。

あとは文学の持っている力みたいなものを再確認した作品になりましたね。実写では表現できない情緒、描写、モノローグ。ヒシヒシと感じることができました。特に解散が決まってからの描写、展開共に素晴らしかったと思います。

 

四方を囲むトイレの壁が、慌ただしい世界からあたしを切り取っている。先ほどの興奮で痙攣するように蠢いていた内臓がひとつずつ凍りついていき、背骨にまでそれが浸透してくると、やめてくれ、と思った。やめてくれ、何度も思った、何に対してかはわからない。やめてくれ、あたしから背骨を奪わないでくれ。推しがいなくなったらあたしは本当に、生きていけなくなる。あたしはあたしをあたしだと認められなくなる。冷や汗のような涙が流れていた。同時に、間抜けな音を立てて尿がこぼれ落ちる。 P111~112

解散ライブの休憩中、トイレの中でのシーン。なんてむなしいのだろうか。毎日私たちが行う排泄が祈りから生まれる涙に見えたと同時に、主人公がどんなに推しにすべてをささげてももうどうにもならない無力さも感じ取ることができる。この最後の一文に文学の持っている力を感じずにはいられなかった。

 

本小説における書き出しが「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。」であったことや、それに続く展開を見ても最終的に推しがアイドルをやめる又は脱退するという結末は予想通りであった。よって私の読んでいる時の焦点は推しの喪失によってアカリはどうなっていくのかの一点であった。

とにかくあたしは身を削って注ぎ込むしかない、と思った。推すことはあたしの生きる手立てだった。業だった。最後のライブは今あたしが持つすべてをささげようと決めた。P108

私はなぜかこの一節を読んだときに、三島由紀夫金閣寺を思い出した。※同様の事を書いているか否かネットで探してみた所、全く同じことを考えている方がかなりおりました。読んでいて私が言語化することをあきらめてしまったので割愛。

 

金閣を焼かねばならぬ?

這いつくばりながら、これがあたしの生きる姿勢だと思う。

二足歩行は向いていなかったみたいだし、当分はこれで生きようと思った。体は重かった。綿棒をひろった。​P149

人間社会に溶け込めず、人間関係を構築することが困難であった事を「這いつくばる、二足歩行が向いてなかった」と表現するのは勿論だが投げた綿棒をひろうところまで描写したことでささやかな期待を匂わせたラストになったと思う。金閣寺の主人公は「生きようと私は思った。」とはっきり述べているのと比べて意思は弱いようにみえる。金閣寺が燃えてしまったようにアカリの次の背骨に変わる「推し」はもう現れることはないだろう。おにぎり、空のペットボトルもまだ拾う事が出来ていない。まだまだ長い道のりである。それでもいつか膝を立て、上を向き、二つの足で立脚できるときがくるかもしれない。来てほしい。そう願わずにはいられない。

 

あとがき

この評論を書く前にざっとネットに落ちている評論感想諸々を読ませていただいたが結構文中の引用もみんな同じところを引用しているし感想も似ているものが多い印象を受けた。よってこの小説を読んで他の方のブログなども漁っている方にとっては特別読んでいても価値のあるものにはならなかったと思う。ここまで読んでくれた方、ありがとう。「推し、燃ゆ 金閣寺」と調べていただければ私の書きたかったことが書いてあります。また、本小説に対する良質なブログは沢山あります。是非読んでみていただきたい。

全プリキュアLIVE 2日目 夜 雑感

機材トラブルなどはありながらも1日目を省みて色々と演出を変えてきていた。

昨日のMPVは間違えなくプリズムのMC。子供達だけでプリキュアと呼ばせる演出は流石に萌えた。あの子たちがまた20年後くらいに全プリキュアLIVEに参加できるように、このコンテンツをみんなで守っていきたい、とかっこいい事を思わせるような力があの声にはあった。ウイングの好きなプリキュアの名前を叫ばせるのも面白かった。ただエルちゃんの「あうー」のあの無理難題をやらせる下りがノーマルになっていた。あれ面白かったのに。

キュアエールが昨日誕生日だったんだよー」のくだりもちゃんと考えてきているんだなと感心。

あと1日目ではアンコールを待つコールが「アンコール」だったのが「プリキュア」に変わっていた。これはスタッフの誘導なしに自然発生したものなのか、スタッフが起こしているものなのかは不明だが明らかに後者のコールのほうがこのライブに来ている価値を確かめられるものになっている。

そしていきものがかり。ズルい。一日目も来てくれよー。なんだろ、貫録を感じたよね。歌はいいし上手いし。またオールスターズでご機会があれば是非提供してほしい。

1日目よりも終演後のしんみりタイムも長く非常にうらやましかった。映画のエンドロールの部分も配信だと子供たちのお顔が見れず残念。それでも4000円払ってまたこの感動を現地の人たちと共有できた喜びは変わらない。

その後誘導されたアンケートでは円盤化を強く望むと記した。ほんとうにお願いします、運営さん。

全プリキュアLIVE1日目 雑感

凄かった。ほんとうに。特に気になった部分を興奮冷めやらぬまま書きます。つたないですが大目に見てください。

 

初っ端から歴代のOPをひろプリ以外をワンコーラスで回していく。なんて贅沢な時間なんだ。これでチケット代は回収したと既に感じていた。

個人的にすごいと思ったのが「Happy Go!Lucky!ドキドキ!プリキュア」のコールが熱すぎる。叫べる曲はライブでやると楽しい。初代からフレッシュまでは合いの手が多く、凄まじい盛り上がりだったがそれに負けないくらいサビでのコールの声がでかかった。あとはプリンセンスのOPの合いの手、まほプリの時のオタの絶叫、初期曲の人気をヒシヒシと感じた。ちなみに私のOP曲の押しはプリンセスです。

そしてワンプリの曲をやったこと。予想外だった。これはびっくりなサプライズだった。ED曲の入りの歌詞、「犬も歩けばワンダフル」に初期時代のノリを思い出した大友も多いのでは。

そしてラストの曲は「二人はプリキュアmaxheart」のOP。銀テ発射でフィニッシュ。その後の撮影会で全員集合の写真をパシャリ。

映画のエンドロールのような映像の後ろでは会場にいる子供たちが。本来プリキュアは、子供達のためのコンテンツ。そんな当たり前を忘れない運営にありがとう。

初代からワンプリまで全員集合。

 

 

今年もまた暮れてった

あっという間の一年だった。でもいろいろな体験をして少し大人になった?一年なような気がする。来年私は勝負の年になります。あんまりブログとか書けそうにないな―。それでも一つ大きな目標があるので頑張りたい。もっといろいろ触れたいアニメ、小説、音楽いっぱいある。

来年はチャレンジ精神をもって悔いのない一年にしたいと思っています。来年もよろしくお願いします。

今まで読んだ小説の中で、もっとも早く読むのをあきらめた作品の紹介

年末ということで、家の本棚の整理をしていたら懐かしい本が。

サッカーの監督にいそう。



伝奇集。

 

かの有名なバベルの図書館だけ読もうと思ったが挫折。私は海外文学及び古典文学に多いのですがそれらの訳とは違う違和感。

 

ちなみに私がここ最近挫折した主な作品はこちら。

 

嵐が丘 ライ麦畑で捕まえて 白い人・黄色い人 です。

 

皆さんは小説読んでいて挫折しますか?

 

私はキャラの名前が覚えられないと読むのが厳しくなってくることが多いです(主にロシア文学)。

 

 

プリキュアの変身バンクを語らせて

前回、キュアミルキーの変身バンクについて色々語らせていただきました。今回は前回取り上げなかったプリキュアを2人紹介させていただく。

「トロピカル~ジュ!プリキュア」キュアフラミンゴ へんしんシーン - YouTube


www.google.com

フラミンゴぱいせんチスチス。バンクの担当は芳山優さん。トロプリは最終決戦の筋肉画がTwitterで話題になっていましたが、芳山優さんはそのシーンの作画を担当していました。

 

あすか先輩、OPで筋トレしてたし、作中でもっと筋肉キャラを押し出してよかったと思う。
トロピカルージュ!プリキュア第45話より引用。

「変身バンク職人」として知られる板岡錦さんが手掛ける変身バンクとは違い、ヌルヌルと滑るように動くアニメーションではなく、少し止まりながらもカクカクと動くことで、キュアフラミンゴが秘める力強さを表現する事に成功している。

 

youtu.be

プリキュア感想系youtuberの藤本ヒロシさんが変身バンクをコマ送りにすることで、普通に見たら気が付けないようなカットが挿入されていることを発見していた。是非見てみてほしい。

見えないところへのこだわり。これこそクリエイター魂。変身バンクをコマ送りで再生する藤本ヒロシさんもすごいです。

顔がいいです。先輩としての威厳、頼りがいのある姿が雄弁に語られているカット。

youtu.be

現在放送中のひろがるスカイ!プリキュアからキュアスカイ君です。まずキャラデザがいいよね。ラストの変身口上の時にはためくマントにキュンときてしまった。担当は「変身バンク職人」こと板岡錦さん。カメラに近くなったり遠くなったりカメラが回ったりと自由自在なモーションは健在。流石のクオリティ。なによりカッコいいのが、劇伴が「爽やかステップ!」で転調するところ。ここから曲調に合わせてアニメーションが加速していく。マントを身にまとってからのウインクも元気の良さをビシビシと感じます。

 

キメの時にローマ字で名前入るのが選手紹介みたいでカッコいい。

顔がいいです。(2回目)ここまでスタイリッシュな目パチは初めて見たかも。

 

キュアピースキュアスカーレットとかも紹介したかったが今回はここまで。プリキュアにこんなにもハマるとは本当に自分でも驚いている。ちなみにわたくし、プリキュア20周年ライブ1日目の夜に参戦します。めちゃくちゃ楽しみや。